コーヒーと睡眠

睡眠と生活

要約

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・コーヒーは18時までの摂取が理想(効果半減2〜8時間)

・利尿作用で夜間トイレとなる可能性

・カフェインは緑茶、ほうじ茶、紅茶、チョコにも含まれる

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 テスト前にコーヒーを飲んで寝ないぞ〜と意気込んだ夜の事、1夜漬けで赤点は回避しようと願った事、そんな思い出が皆さんもあるのではないでしょうか?栄養ドリンクや最近ではモンスターなどのエナジードリンクを飲みながら、目をギラギラさせていた友人(私もですが・・)を思い出します。カフェインと睡眠との関係は本当にあるのでしょうか?眠気をなくすと思い込んでいただけかもしれません。

 そもそもカフェインの覚醒効果はどのようなメカニズムで生じているのでしょうか?

生体はアデノシンという睡眠物質が脳内のアデノシン受容体に結合することで睡眠を誘発します。カフェインはそのアデノシン受容体に結合することで、アデノシンが結合できず睡眠作用が発現できません。それにより覚醒作用が得られるメカニズムだと言われています。このメカニズムによりカフェフィンが睡眠効果を浅くする一方、カフェインによる利尿効果によって夜間頻尿となり覚醒が促されるというメカニズムもあります。

カフェイン適切な摂取量と言われているのが300〜400mg(コーヒー2〜4杯程度)と言われています。摂取量を超えると不眠や不安感等の副作用が問題となることもあるようです!カフェインの効果発現には摂取後15分から現れ、1時間で最大効果に到達すると言われています。効果半減期(効果が半分になる時間)は2〜8時間ですので、18時に飲んだとすると効果がAM2時以降も継続する可能性があります。心配ばかりしていても人生楽しくありませんので、目安として18時以降はカフェイン摂取を控えることをお勧めします。カフェインは緑茶、ほうじ茶、紅茶、チョコにも含まれますので、ご注意を・・!

ちなみに私はコーヒーが大好きです。小さい頃は母親が飲んでいて、子供は飲んではだめと制限させていたからなのか?インスタントコーヒーから始まり、ドリップ式のインスタントコーヒーが出た時は感動しました。そしてスターバックスのコーヒーを飲んだ時は、なんて高級で香りがいいのかと・・最近ではそれも満足ができず、自分でコーヒー豆を引いてハンドドリップやフレンチプレスでコーヒーを楽しんでいます。人間は贅沢な生き物ですね。次は焙煎に挑戦です!

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